この道は、先の「三方海中公園探勝の道3」に続いて、今日二つ目の近畿自然歩道です。
基点は食見(しきみ)の「若狭三方マリンパーク」で、「近畿自然歩道」の大きな案内板が立っています。それによると途中の国立若狭湾青少年自然の家までが約8.7km(2時間20分)、その先、田烏(たがらす)までは約5.5km(1時間20分)と、なっていました。
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![]() 烏辺島(うべしま) |
今ちょうど、芽吹きの黄緑と山ザクラのピンクが競い合って、海も山もたいへん美しい時期で、一人で歩いているのが勿体ないほどです。
この素晴らしさをカメラに収めようとファインダーを覗きますが、その貧弱な構図にガッカリします。ズームを詰めたり引いたりしてみますが、どうしてもダメです。 余りにも本物が立派過ぎます。
車が1台やっと通れるほどの山道を1km余り歩いて行くと、もう民家などないだろうと思っていましたが、突然、民家が1軒あって、ちょっと驚きました。(下左)
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福井県は北陸地方とか中部地方に分類されることが多いのですが、敦賀以西は関西に分類されることも少なくありません。
長距離自然歩道も敦賀までは中部北陸自然歩道、敦賀以西は近畿自然歩道に属しています。
今庄・敦賀間の山地を境に、それ以西の嶺南地方は、気候風土、生活習慣、言葉なども嶺北地方とは随分違うことが少なくないのですが、山の植生も随分違うようです。嶺北地方ではこれほど見事な桜の山をあまり見たことがありません。
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民家との分岐点からは、しばらく植林された山道ですが、またすぐに上の画像のような見事な山桜の景観を楽しめるようになります。 2kmほど歩くと、左のような休憩所がありましたが、あまり利用されている形跡はありませんでした。 |
休憩所の解説板によると、ここからは常神半島と獅子ヶ崎の間に御神島(おんがみじま)や千島などの展望が楽しめることになっていますが、草や雑木に遮られて見にくくなっている上に、すこし霞んでいて展望はあまり良くありませんでした。
休憩所から少し先で「この先通行止」の看板がありました。ここまで来て戻るのも悔しいので、通行止の箇所まで進んでみることにしました。
すると迂回路らしい山道に分岐する所で、ロープが「通せんぼ」していました。(下左)
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しかし、弱々しいロープの張り方に、この分では、通れるのかも知れないと思って、更に先まで進んでみると、大きな「がけ崩れ」箇所で山道は完全に分断されていました。確かに「通行止」の看板が納得できる状態です。(中央) |
| ロープが「通せんぼ」 | がけ崩れ、通行止! |
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| ←小浜市と若狭町の境界 | |||
| 黒崎の展望台と解説板→ |
がけ崩れは幅にして凡そ3〜4mほどですから、渡れない事はないと思うのですが、良く見ると誰かが高巻きした踏み跡が見えます。土砂も安定しているようなので、私も踏み跡に従って、高巻きして難なく渡ることができました。
どうやら、この山道は元の自然歩道が崖崩れで通行不能になったので、迂回路としてつけられたようですが、それがまた崖崩れしたようです。
遊歩道はその先の黒崎の根元を巻く所で展望休憩所になります。(上画像右2枚)
黒崎の展望台からの展望。 左端は久須夜ヶ岳(619.1m)、右端には千島が見えました。解説板によると更に目を右にやれば御神島や常神半島も見えることになっていますが、木の枝が伸びたのでしょうか、見えませんでした。
この展望台までは青少年自然の家を利用した子供たちが登ってくるらしく、ここから先のルートは良く整備されていました。
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←柔らかい緑が目を楽しませてくれます |
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![]() カーブを曲がると、日当たりの良い山道で猿が十数匹日向ぼっこを楽しんでいました。 突然の人間の出現に驚いて、慌てて山側や谷側に逃げ込んでしまって、辛うじて1枚だけ撮ることができました。 「こいつ、何をするのだろう?」 と、木の枝の上から、こちらの動向を窺っている様子でした。 |
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![]() ふれあい山荘 これも青少年自然の家の施設でしょう。 屋根の上には、山ざくらが満開の枝を張り出していました。 長〜い石段を下って、青少年自然の家を見学しました。 |
展望台までは比較的緩やかな山道でしたが、展望台の先は「魚見坂」という坂道を、かなりの急勾配で下って行きます。注意して歩かないと滑って尻餅をつきそうです。 梢の間からは外国映画にでも出てきそうな、「国立若狭湾青少年自然の家」のエキゾチックな建物が見えてきます。(下) 斜面を利用して建てられた「自然の家」は、屋根が幾重にも折り重なって、建物自体が美しい景観を演出しています。 |
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| 食堂からおいしそうなカレーの匂いがしてきたので、入ってみると、「ご利用は2時までです」と、断られてしまった。 この施設は青少年時代をとっくに過ぎている我々でも利用できるそうで、1泊たったの190円(シーツ洗濯料)という安さ!!(食事は食堂で別途) 敦賀短期大学の学生さんが大勢来ていました。 ![]() |
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桜の花びらが敷き詰められた美しい坂道です。(上) 思わずシャッターを切りました。 |
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| (上)この辺りまで来ると、右下の海辺から子供たちの歓声が聞こえてきました。(キャンプをしているのでしょう?) | |||
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民家の軒先には、洗濯ばさみでワカメが干してありました。(下) | |
| 青少年自然の家から田烏までは、県道249号「田烏公園線」という、舗装された広い道路です。 | ![]() |
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食見トンネルの所(上左画像)で国道と合流するまでは、青少年自然の家の専用道路といった感じで、車はほとんど通りません。
国道と合流して田烏までの間にトンネルが2本あります。
トンネルを迂回する旧道を歩くつもりでしたが、通行止だったのでトンネル歩きになりました。広い歩道があり、交通量が極端に少ないので空気もきれいでした。
やがて田烏の集落が見えてきます。(上中央)
奥に見える高架の道路は集落を迂回する新しい道路ですが、大規模な崖崩れで、現在は通行止が続いていました。
「若狭湾展望と烏辺島を望む道」はこの田烏で終わりですが、このあと続けて「久須夜ヶ岳展望の道」を小浜市阿納まで歩きました。
























