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これは白山大汝峰から石川県新岩間温泉に下山する長大なコースで、砂防新道のような先行者のシュプールは全くなく、手付かずの雪原に自分たちだけのシュプールを残すことができました。 登りの弥陀ヶ原までは砂防新道コースと同じです。甚ノ助避難小屋の近くまで来ると雪は質・量ともに充分です。 (左・甚ノ助避難小屋上部) 弥陀ヶ原の広〜い雪原に出たら、ルートをやや左にとり、水屋尻雪渓の末端部を大汝峰を目指して進みます。 |
| 夏道のお花畑コース辺りは思わず滑り出したくなるようないい斜面の連続です。(右) 大汝峰は山頂に登らず巻いてもいいのですが、天気は最高、時間はまだ11時半。 そして何よりも折角ここまで来たんですから2684mの山頂まで登らない手はありません。 少し早いけど風を避けて大汝峰の取付き下で、先ずは腹ごしらえ。 登ってみるとこの通り。最高です! (下の画像) |
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![]() 大汝峰(2684m)からの 剣ヶ峰 2677m(左) と 御前峰 2702m(右) 背景の白い線は北アルプス |
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| 遠く北アルプスの槍・穂高や乗鞍が白い雲の帯のように連なっているのがはっきりと見えました。 この眺めと、これからの山頂からの快適な滑りを思うと登りの疲れなんていっぺんに吹っ飛んでしまいました。 |
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遠景の白い帯は北アルプス 手前中央は奥三方岳(2160m) |
| 景色を堪能したら、いよいよ今日一本目の滑走です 大汝峰からの下りは七倉山との鞍部に向かって滑るんですが、余り右に寄りすぎると地獄谷の崖になっていて雪が付いてない恐れがあります。 |
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地図と磁石でルートを確かめたら 「さあ出発!」 |
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そして今日の2本目。 快適、快適! 広大な斜面に、みんな大はしゃぎ! ここは添加物無し、大自然100%の ど真ん中。 滑り方なんてどうでもいいんです。 ボーゲンの人も パラレルの人も みんな子供のように 「キャーキャー」言って 本当に楽しそうでした。 |
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| 私たちの前には人の気配など全く無い、手付かずの銀世界がどこまでも続いています。 振り返ると、四塚山から一里野温泉スキー場に下る加賀禅定道の尾添尾根がゆったりと横たわっていました。いつかあの尾根も滑るチャンスが来ることを願ってシャッターを切りました。(画像上) |
![]() 清浄ヶ原付近 |
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こんな大自然に自分たちだけのシュプールを刻む贅沢があるんだから 「もう、タマラナ〜イ!」 |
| そして、また少しの登り。 この辺りを「清浄ヶ原」と言って、快適な斜面が続いているんですが、ルートは無情にもそちらの方向には延びていないんです。 こんな風にスキーを担いで、ツボ足で歩く所が時々あります。雪が腐りはじめていて、これが結構キツイんです。 |
素晴らしい斜面が行く手の左前方に伸びていますが、ここは画像のように右手の尾根を外さないよう斜滑降気味に進みます。 |
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見返り坂、樅ヶ丘を過ぎると、このルートも後半部になり、やがて広い雪原に出ます。 それが下の画像の小桜平です。 |
| 目を凝らすと雪原の真ん中に小桜平避難小屋の赤い屋根が見えました。 (画面中央奥の平らな雪原の真ん中) さあ、大休止です。 この辺りは、地形の起伏が少ないのでガスったらルートファンディングが困難でしょう。 |
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小桜平を過ぎると尾根は二つに分かれ、右の尾根を進みます 尾根はだんだん狭くなって、右側の谷は深く切れ落ちているところもあり、気のゆるせない所です。 |
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| やがて大きな木が目立つようになると尾根は二手に分かれ、進路を左に取ってこのコース最後の斜面を右手の谷に向かって滑り込みました。 | ||
右からの尾根が合流する辺りで、笹や小枝がうるさくなり雪が切れると、笹薮の中に夏道が見えました。
沢の雪解け水で喉を潤し顔を洗うと、目の前には軽い疲れと深い満足感のみんなの笑顔がありました。
スキーをリュックに付けて急な下りを1時間、林道を20分歩いて、朝、車を回しておいた新岩間温泉にたどり着きました。
このコースは距離が長く、訪れる人も少ないので、先行者のシュプールは期待できません。視界が悪いときは危険も多いので、上級者向きのコースと言えます。
なお、車を新岩間温泉に回して置き、下山路を確保しておくことが重要です。
その年の積雪の状態や時期によっては国道360号から新岩間温泉への道路が雪崩の巣になっていて通れないことがあります。
















